2009年11月23日月曜日

10倍速く本は読めない!

早く本を読めれば実にいろんなことができるんじゃないか?と思って、もう10年くらい速読を身につけようとしています。
10年くらい前には、ソフトを使って目を早く動かす訓練をしたことが懐かしく思い出されます(遠い目)ww。
で、5年くらい前からは、当然フォトリーディングに目がいきます。有名なあなたもいままでの10倍速く本が読めるを買って読みました。ただ、全く上手くいかず講座にも参加しようと思いつつできずじまい。よくある話です。

で、突然最近閃いたんです。「本は10倍速く読めない!」。というか「早く読む必要はない」と。

当たり前ですが、「本を読む」、という行為自体には何の意味もありません。そこから知識をインプットして、それを如何にアウトプットするかに価値があります。つまり、得た情報の処理に価値があり、いくら早く本が読めても、その情報の処理が早くできなければ意味がない、逆に言えば情報の処理さえ早くできればそれでOKです。
図解の10倍本の前書きでも神田さんが書いています。
たとえば、最近、ボクは大正時代から昭和時代までの歴史に関する知識をベースに本を書かなくちゃならなくなった。しかし、歴史なんて、高校のときに学んだだけだから、恥ずかしくなるほど知識がない。ところが、フォトリーディングができるから、全く不安がないんですよ。結局50冊以上の本を、一日で処理しちゃいました。
「フォトリーディング・ホール・マインドシステム」は、速読というよりは、文書処理法、または情報処理法です。
この、処理の仕方を学べば良いわけです。
1回読んだ本を知識として定着させるのにどのくらいの時間がかかるのか正確にはわかりません。私の経験では必要な時に読み返して覚える、というか全然覚えてないので、再利用することもなく読んで満足!ということがほとんどです。
この読んで満足!使える知識に変換するのが速読という訳ですね。
そのあたりを意識して、再度フォトリーディングのシステムを考えてみたいと思います。


本日のBGM

Express Yourself: The Best of Charles Wright
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