2011年3月25日金曜日

自由すぎて不自由

20年以上前、オレが学生だった頃は携帯電話なんかなかった。
だから、好きな女の子に告白するのは大変だ。

家に電話する。
公園の公衆電話からする。
お母さんが出る。
フられる・・・・・・。

そんな不自由さが懐かしくなった。
「色即ぜねれいしょん」なんて映画を見てそんなことを思った。

さて、常にメールに気を配っている人ってよくいる。
PCでも携帯でも、とにかくメール見てる。
暇があれば送受信して新しいメールが来てないかなぁ〜、ってチェックしてる。

で、メールが来ると「うわぁ〜」とか「うひぃ〜」とか大変そうな声を出す。
そして、すごいスピードでそのメールに対応する。
携帯にもメール転送して何処でも反応できるようにする。

書いてて気持ち悪くなったけど、これって2008年までのオレ。
もうね、朝から晩までメール見てた。
大変そうで、忙しくなりそうなメールが来ないと淋しい。
来ないと世界から取り残されたような感覚を味わってた。
自分の存在価値を否定されたような感覚を味わってた。

いわゆる反応的な態度をとっていた訳だ。
そんなんで、当然帰るのは遅くなる。
なんか気持ち悪い生活を送っていた。

でも、ある日これじゃイカンと思った。
こんなに長時間仕事していてはイカンと。

そこで有名なライフハックを使ってみた。
「1日のメールチェックする回数を決める」
今は朝昼夕の3回しかメールチェックしていない。
当然携帯に転送もしていない。
でも、困ることは無いし、問題が起きたこともない。
急ぎの用件はたいてい「メール見た?」と電話してきてくれるので、その時にメール確認すればOK。
これで圧倒的に仕事の効率が上がった。

ただし、必ず守らなければならないルールがひとつ。
チェックしたときは必ず何かアクションを起こすこと。
朝昼夕のチェック時にはメールに集中して、返信出来るものはすぐ対応する。
時間がかかりそうなものは、その旨メールして待ってもらう。

これができれば「アイツはメールが遅い」といわれることはないと思う。
実際来てから3~4時間後には返信してる訳だから全然遅くない。

これを守る方法としては、メールの返信用テンプレを作っておくことをオススメ。
「メール テンプレ」で検索すればいっぱい出てくるよ。

流石にラブレターのテンプレはないみたいだけどね。

0 コメント:

コメントを投稿