2011年1月25日火曜日

世界が自分のクライアントだったら

1月23日、HESSO(日本コーチ協会 東海チャプター)のスペシャル勉強会に参加してきた。

「もしも世界が私のクライアントだったら」というタイトルで株式会社CTIジャパンのCEOである榎本英剛さんのワークショップだった。
3時間程度のワークショップで、コーチング勉強中のオレにはためになる話ばかりだった。

引っかかったところをいくつか記録しておく。

1.自分の原点は何か?
この場ではコーチングとの出会いは何か?という問いだったけど、他のことにも応用可能。
「何故、今それに取り組んでいるのか?」「それを始めたときはどんな問題意識があったのか?」という質問。
こんな事、普段中々考える機会がなかったので、「あぁ、そう言えば、そんなことがあったなぁ」と改めて認識することができた。

この質問は毎日考える習慣にすると良いかもね、風呂の中とかトイレの中とか。
それだけで何かが変わりそうな気がする。

2.今もっている問題意識は何か?
何でもいいから、「今自分が引っかかっていること、気になっていることは何か?」という質問。
シェアした際、自分は「介護のこと」と話した。
周りの人たちは、「日米関係のこと」や「飢餓や貧困」「子供の虐待」など話していた。
榎本さんはまったく同じ意識の人はいない、と言っていた。

確かにそうだ。

だから、今もっている問題意識は、世界から各自に投げかけられたものだ、と考えてみたらどうかと。
なるほど。そうやって考えると問題だと思っていることへの向き合い方がずいぶんと変わってくるな。
もっと強く問題を意識して取り組んでいく必要が出てきた気がする。


3.地球の形

この写真が撮影されてから50年が経つらしい。

これを見る前と見た後では、人間の世界観に大きな影響があるだろうと、言っていた。

もし、自分の立っているところが、どんな形か知らなかったらどうだろうか?

イヤ、全然想像がつかないんだけど、何かが決定的に違うような気がする。
 こういう当然だと思っていることが、もし当然じゃなかったら、と考えることは重要だ。
そういや日本の形だって200年くらい前はわからなかったんだもんな。

こういう問いかけは、自分の足もとをシッカリ見つめ直すきっかけを作れる。


さて、今回記録したことがメインの話ではなかったような気がするけど、自分が引っかかったことだからとりあえず記録しておいた。

コーチング以外にも榎本さんがやっている活動は面白そうなものばかりだった。
参加するスケジュールを考えねば。

○チェンジ・ザ・ドリーム シンポジウム
http://changethedream.jp/
○トランジション・ジャパン
http://www.transition-japan.net/

0 コメント:

コメントを投稿