2011年1月7日金曜日

「傾聴」って何だろう その1

傾聴ってコミュニケーションの基本でよく言われる。
昨今のビジネス本ブームなんかで言葉を知ってる人は多いんじゃないかと思う。

でも、これが「傾聴」だ!っていうのピンとこないんじゃないだろうか。
「『傾聴』してるつもりだけど・・・。」
「今日の目標はみんなの話を『傾聴』することでしたが、全然出来ませんでした!」
っていうのはよくある話。



きっとそれは明確な基準がないからじゃないかと思う。
俺も以前は全然わからなかったけど、教えてもらってから傾聴出来てる感を持てるようになった。
教えてもらったことを忘れないためにも、2回に分けて記録しておこう。

まず辞書で「傾聴」を引いてみる。
[名](スル)耳を傾けて、熱心に聞くこと。「―に値する意見」「―すべきお話」 goo辞書

むむむ、そりゃその通りだけどそのままヤン!と突っ込み。
普通に聴くよりも、ちょっと集中してればイイの?って感じで、何が変わったか全然わからない。

で、教えてもらったのが3つの傾聴。

一つ目が「内的傾聴」
これは相手に意識があるんじゃなくて、自分の内側に向かっている状態。
つまり、自分の考えや感情、体調なんかに意識がとられて、他人に意識を集中出来ない状態。
例えば、飲み会の次の日で二日酔いだと、「あぁ、ダリぃ」とか「帰りてぇ~!」みたいに自分の内なる声が聴こえてきて他人に集中することは不可能。
この自分の内側の声に耳を傾けている状態が「内的傾聴」になる。 

ただし、注意が必要なのは「内的傾聴」が悪いわけじゃない。
こういう風になることもあるんだなぁ~、と認識しておけばOK。
自分の状態に耳を傾けることは、人の話を聴くよりある意味重要。

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